2019年となりました。本年もよろしくお願いいたします。
さて今回は元日スペシャル……というわけでもないですがシリーズもの2作まとめて紹介。
触手売りのクルテ
触手売りのクルテII
サークル「すずぽに」さんのマンガ同人誌シリーズ。それぞれ34p、30p。
性欲を持て余した会社員のヒロインが、人間社会によって衰退した「触手族」の少女と出会い、快楽に溺れていく。現在2作品まで刊行されていますが、ストーリーはまだ続くようです。

設定とか、擬音マシマシのエロシーンとか、何となく「あなたの街の触手屋さん」シリーズを連想させるところもありますが、この作品はよりダークで血生臭いシリアス寄りのストーリーとなっています。
また主人公と触手族の少女、そしてIIでは主人公と会社の後輩との関係にレズ的要素があり、触手による快楽堕ちと和姦の中間のようなテイストです。

エロ描写の強さもある一方、ストーリーと世界観を描いていこうという方向性も感じます。狂おしいほどの快楽に溺れる主人公や害獣のごとく世間から扱われる「触手族」など、今後重い展開がありそうな予感もありますが、続きが気になるところです。